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これからの辞典とは・・・

子供の頃、家には百科事典というものがあった。少しでも子供の頭を良くしようとの親心なのだろう、決して安くはない買い物をしてくれたわけだ。

時は進み、今や電子辞書が凄いことになっている。どこかの社長が自ら出演しているTV通販じゃないが、国語・英和・和英・漢字辞書やその他諸々の辞典が付いて数万円で買えてしまう。最近じゃネイティブの発音まで聞けるし、文字入力までできてしまうそうな・・・

何時でも何処でもというのは、まだちょっと無理があるが、ネット上の百科事典とも言うべきウィキペディアというフリー百科事典というのがある。さらに携帯電話からも閲覧しやすいようにデータを加工するプロキシまで出現している。このようにネット上にどんどん情報が集まってくると、市販の辞典というのはこの先どうなってしまうのだろうかと考え込んでしまう。記述されている内容に対して正確性は当然として、公平性が保たれていて恣意的な表現がされていないということを担保にすれば有料の辞典も生き残れるのかなぁと思う。

随分と出版まで苦労があったと思われる「情報システムのための情報技術辞典」という辞典がある。極めて広い範囲について深く記述するため「情報システムと情報技術事典編集委員会」が執筆している。実はその中に自分も含まれているのだが、今後このような形態で辞書を出版していくことができるのだろうかと思うとともに、ある意味、貴重な一冊だと言える。

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