国鉄がJRになって変ったこと
昔、JRは国鉄という国営企業であった。その頃は赤字垂れ流し体質であったにも関わらず毎年毎年ストライキをしては国民に迷惑をかけていた。
その国鉄もJRになり経営改善に邁進した…それはいい。
通勤時間帯の信号機故障や車両故障でスケジュールを狂わされた方は多いと思う。なぜ故障が頻発するのか。その答えは簡単である。点検間隔が故障発生間隔よりも長いからである。頻繁に点検するのはコストがかかる。コスト削減に一番効果的なことは故障するまでほっておく事。
今回の中央線の電源系トラブルは漏電による火災とのことだが、定められた規則の元に絶縁されている箇所で漏電が発生するというのはどうも腑に落ちない。可能性としては防水に問題があり漏水したのか、それとも埃により漏電を誘発したか…。
中央線に乗っている人は気付いていると思うが、新型車両は快速に、古い車両は特別快速に利用されている。中央線は快速と言っても新宿からは各駅停車。特別快速になると停車駅が減る。新型車両は旧型車両と比較するとエネルギー効率が良い。減速時には回生ブレーキで電力を戻すから路線全体として消費する電気エネルギーが減少する。特にストップ&ゴーの多い快速に新型車両を投入するのはそんな事情があるからである。と、ここまでは良いのだが…回生ブレーキをかけているときに他の車両が加速していれば、戻された電力はそちらにまわる。ところが電車ってのは加速が終わって巡航速度に達すると、ほとんど電力を消費しない。なので一度に多くの電車が加速したり減速したりされると電力を供給する設備に負担がかかる。消費電力が増える分には多く供給すれば良いが、電力が余ってしまった時はどうするのだろうかと疑問に思う。他の路線に電力を供給することはできないようである。そのように考える理由は中央線が止まったとき、他の路線から電力の供給を受けられなかったからである。しかるに余った電力は熱エネルギーに変換して放出しているのではないかと推察した訳だ。だとすると電源設備が異常加熱し、火災を起こす可能性も高いのではないかと思った訳だ。もちろん、これは俺の想像であって事実は知らないがね。
ところで、電電公社もNTTになって民営化したが電話は昔と変らず安定して利用できるインフラだ。このサービスを提供するために高いコストを何とかやりくりして実現している。何しろ交換機の可用率は99.9999%と言われるからWebサーバを運用している連中には想像のつかない世界である。災害で電力供給がストップしても電話局内の自家発電で交換機は機能し続け、電話回線には48Vの電力が供給され続けるから、昔ながらのアナログ電話機なら通話可能だ。災害時に119番通報したいと願うならアナログ電話を使い続けることが賢明である。
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