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評論家の非科学性

XX評論家というのは多種多様に存在するが、国家資格ではないので本人がXX評論家だと称すればなれてしまう。常々自動車評論家やオーディオ・ビデオ評論家達がメーカーの技術者と比較して矮小な専門知識しか持ち合わせていないにも関わらず、堂々と記事を書いている現状になんともやりきれない思いを持っていた。

「かまえての力」って、なによ?~『続 オーディオ常識のウソ・マコト』

スイスのゴールドムンド社はハイエンド・オーディオのなかでもとりわけ超高級のブランドとして知られるが、同社が新製品として発表した国内価格140万円のユニバーサル・プレーヤーと、この手の品としては最廉価にちかい実売1万3000円ほどのパイオニア製DVDプレーヤーの中身がほとんど同じであることが、海外のオーディオ・マニア掲示板にて写真付きで暴露されたのだ。
この話は知らなかったが、まぁ化けの皮が剥げたというところだろうか。高価なオーディオ機器も高価な外車にしても、さも凄いんだぞと吹聴している評論家の記事を載せているメディアに問題があると思っている。普段はFFなんてスポーツカーじゃないと国産車を見下している自動車評論家がFFのアルファロメオだと提灯記事を書きまくる。いい加減にしてくれといいたいが、別にそんな低俗な雑誌を買っているわけではないから、どうこう言う資格はないかもしれないけどね。

似たような話はデジタル一眼レフカメラにもあって、ニコンの高級機にはレンズ毎にフォーカスを微調整する機能が付いている。自称カメラ評論家は、凄い機能が付いていると持ち上げるのだが、当のメーカーの技術者はレンズが変わったからといってフォーカスがずれる事はありませんと言っているのである。このように自称評論家がメディアでインチキ記事を書き愚者が信じ込むのでメーカーは要らない機能まで実装し、コストを押し上げてしまっているのが現状だ。

まぁ、話がオーディオ・ビデオ機器、自動車やカメラといった工業製品でならそれ程害はないが、政治・経済で同様なことになると、とんでもない事態になってしまう。増え過ぎた金融商品や、地球温暖化防止策や、リサイクルなどなど本当にベストな選択をしているのかと今一度見直す必要があるのではないかと強く思っている。

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